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あさ/朝
あさ/朝
谷川 俊太郎, 吉村 和敏
桜の季節に
何年もの間通り過ぎる列車を見守ってきたのでしょう

今日来た時のあなたの姿は冬支度をしていました

幾度もの季節を巡り駅のシンボルとなったあなた

次の桜の季節にはあなたの運命は変わるでしょう

一度桜の季節に会いたかったね

列車が運ぶ風に舞い散る桜の花びらは

あなたを知る人の思い出になるでしょう

願わくばいつまでも列車を見守る主でありますように

いつか桜の季節にあなたに会えますように

              名鉄河和線椋岡駅にて
| 鉄道の詩 | 23:28 | comments(0) | - |
人が死ぬとき
人が死にたいとき

どんなに辛いことがあっても

神様がまだ必要としている時は生かさされる

たとえ、薬を何錠のんでも

人は死んではならないから生かさされる

でも時に神様は残酷な死を当たるときがあろう

それは決して残酷ではなく

人に生きることとは何かを問うためのもの

病に苦しんでいる人も

不慮の事故で死ぬことがあっても

喜びでなはいが学びの時である

だから、たとえ薬をたくさん飲んでも

私はこうして生かされている

何か人のために役に立つことが出来るでろために
| 心の置き場 | 13:11 | comments(0) | - |
雨模様
雨は悲しみの空模様

空の悲しみが地面を濡らす

拗ねた心の日には辺りを隠す霧雨が

怒りの中の悲しみは地面を叩き付ける

空の悲しみは人の悲しみで

空からの雨は人の心から溢れ出る

泥で汚れた靴を洗い流すように

空からの雨であなたの悲しみを洗い流そう

長く叩き付ける雨もいつかはやみ太陽が微笑むように

怒りは悲しみにそして慰めをもって喜びに変わる

雨は悲しみの空模様

いつかは晴れるあなたの心を待って

| 自然の詩 | 13:43 | comments(0) | - |
その過ちを
人は言われるまで気付かないその過ちを

自分は何か悪いことをしたのかと言うその言葉が

過ちの源であることに人は気付かない

過ちを犯さない人はいない

必要なのは過ちを犯さないことではなく

過ちを犯したことに気付き悔いるその心

どんなにきれい事を並べても

言葉の裏に隠された過ちの心に気が付かなければ

それは虚栄の中に咲く哀しみという名の花

誰かが鳴らす危惧の鐘の音に耳を傾けたとき

その過ちに気付くだろう

ただその過ちをただすことが出来るのは

紛れもなくその鐘の音を聞く自分だけ

聞け過ちという名の鐘の音を
| 心の置き場 | 22:02 | comments(0) | - |
朝の陽射しに
夜が明ける

朝の陽射しが差し込む車両基地で

朝の鼓動が動きだす

今日も万人の朝が動き出す

朝焼けの陽射しを受けた電車は

万人の思いを運ぶため

今日も走り出す

喜び 悲しみ 愛情

時には怒りの中の人を乗せ

それでも電車は走る

誰にも平等に照らす朝陽のように

優しく小守唄を歌いながら

リズミカルに走る

今日はどんな人のどんな思いを乗せるだろう

朝の陽射しの中に君は凛々しく走り出す

| 鉄道の詩 | 07:05 | comments(0) | - |
風よ−列車脱線事故に逝く人々に捧げる−
風よなぜ君は先を急ぐのか

尖った冷たい表情で凶暴になるのか

あの優しいそよ風の君はどこに行ったのか

人にも神にも誰にも幸せを奪うことは出来ない

草原の爽やかな風が幸せを運んだのに

なのに君はその風で人の幸せを奪うのか

君が連れて行くのは暗闇か

それとも極寒の寒空の下か

せめて君が手にした人の幸せを

神の待つ天空の国に運んでおくれ

誰もが待ち望む天空の国に逝ける魂を

***

2005年12月25日に山形県内で発生した列車脱線事故。
雪混じりの突風が4名の尊い命を奪いました。
この詩を亡くなった方々に捧げます。
| 心の置き場 | 01:17 | comments(0) | - |
清らかなこの夜に
雑踏の中をさまよい歩く人々

彼らは何を求めて歩くのだろう

光の虚像に集まる人々

彼らは何を光のうちに見るのだろう

遠い国では争いで痛みを負い

また遠い国では貧困に苦しむ

虚像の中に生きる人々が温かいものを食べる中

また一人天に召される人のことを思うだろうか


遠い昔この世に救い主が生まれた

清らかな星の下飼い葉桶の中で生まれた

神はこの世に生きる人々が救われるようにと

ひとり子を賜るほどこの世を愛し

ひとり子をつかわせた


なのになぜ人は虚像を追い求めるのだろう

見せかけの愛を求め合うのだろう

本当の愛は一番近くにあるのに

虚像の中の遠い愛だけを追い求め見つめ合う


彼方向こうに神を讃美する声がする

救い主の誕生を知らせる声がする

その声は自分が幸せだと思う時には聞こえず

苦しい時になって初めて聞こえるかもしれない

神はいつでも真の光でこの世を照らす

その光は虚像の光に混じっているかもしれない

しかし絶望の淵にいるときに聞こえるのは神の声

崖淵の足下を照らすのは真の光

それは神の愛であり真の愛であり
| 神と共にいます | 23:37 | comments(0) | - |
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